娘の成長、嬉しいけど辛い。
先日長女の診察でした。3か月に一度学校を休み主治医と
学校生活や家庭、進学や自分の事を話に行く。
私は薬の処方などの相談。娘は私抜きで先生と話してます。
親には聞かれたくない話もあるようです。
娘は「知的障害って何?」「自閉症って何?」「私は大学に行けないの?」と
質問してきます。申し訳ないけど的確な答えは口にできない。
だから先生に聞こうって。本当にごめんね。
むやみに言えないんです、答えられないんです。
とても大事な事だから。
娘は自分が基準だからハンデがある、という現実がなかなか掴めない。
だから娘も「自分って何?」となる。
その何?を先生に教えてもらい納得できたようです。先生は「こういう疑問は
ごく普通のことです。だから変に構えないで大丈夫。第3者の話のほうが
受け入れやすいのでいつでも僕に質問してと言ったら安心してました」と。
自分が「知的障害がある自閉症」というのは親がいない所で内緒で書類を見て
知ったそうです。怒られるのを心配してました、って。怒りません、むしろ
そういう形で知ってしまって本当にかわいそうな事しました。
自分が人とはちょっと違う、という自覚が出てきたのは成長してる証拠。
でも、それが本人にとって辛い現実かもしれない。
自分は何か、という疑問と葛藤で苦しまないで欲しい、ただそれだけ。
私の身長を追い越した長女、そんな長女はいつも歩くとき私と手を繋ぐ。
周りから見たら滑稽かもしれないけど出来る限りそうして歩きたい。
見た目は立派な中学生だけど幼稚園児のように甘えてくる長女が
たまらなく愛おしいです。だけど反面年相応の興味や反抗もある。
いやぁ・・難しい。だけど・・やっぱり可愛いです。